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避け様のない別の道歩くと分かりながら
ありがとうを言うために傷付け合うんだ
「好きだから、もう会いたくないよ」
「私は救われたよ、今しか会えないから嘘ついてでも見たいよ」
その先にあった最後の初めての口づけ
こんなに簡単に終わってしまうならしない方が良かった
今でさえ温もりも景色さえ思い出せないから
ただ有る事実と「貴方らしいね」
の言葉だけ。
爪を立て胸をえぐるよ
もうやめてよ、僕は孤独を知ってるから。
これ以上、君を刻んでも、二人違う人と笑うんだ。
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