2人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
鈴の音
整列していく
あの鈴の音に
大切にしてきた
あの手触りは忘れられず
わたしを刹那にひく
苦しくても
笑い続ける理由とか
引きずる足で
踊り続ける理由とか
愛するのをやめない理由とか
とおくで あの
くすぐるよにちかづいてくる
あの音を
わたしは
ここで
いつまでも
いつまでも
聞いている
最初のコメントを投稿しよう!