最終章

10/11
11204人が本棚に入れています
本棚に追加
/246ページ
圭が連れて来てくれたのは、夜景が綺麗に見える公園だった。 『いろいろ話しがしたいから…』 圭は笑顔で、そうつぶやいた。 …話し 少しドキっとした。 『綺麗………』 夜景に見とれていた。 二人で立ったまま、話しをお互い切り出せなかった。 圭が私を見ているのに気づき、そっと振り向く。 その瞬間にキスをされた。 『久しぶりすぎて照れる。』 圭は照れ臭そうに笑っていた。 その姿に心が揺れた。
/246ページ

最初のコメントを投稿しよう!