‡時‡

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ただとっひょうしもなくその映像は過ぎていく。 1秒、2秒.......... 何となく過ぎていく時、何も思わずに外を眺めている自分。 あれから、どのくらいの時が刻まれたのだろうか。 一体どんな映像が私の真横を通り過ぎていったのだろうか。 見慣れた一つの映像。 だが、そんな見慣れた映像だからこそどこか素朴で良いのだろ。 こうして彼女はまたふと窓から雨の降るのどかな田舎風景を子供のような純粋な目で眺め続けた。 -END-
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