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不機嫌になったチルノがその小さな瓶を手に取り湖氷に叩きつけると、瓶は粉々に砕け散った。
すると、突然粉々になった瓶から白い煙が立ちのぼりみるみるうちに人の形をとった。
『な、なんだっていうのよ』
突然のことに驚いて腰を抜かしてしまったチルノはすぐさま目を閉じた。
やがて、少しずつ目をあけると正面に見慣れない少女が立っていた。
『あんた、いったい誰なの』
チルノが恐る恐る尋ねると、少女は嬉しそうな顔で答えた。
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