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綾を好きになってもう六年
綾にとって俺は、ただの親友かもしれない
だけど俺は友達以上に見てた
だから気持ちを伝えるのが怖かった
でも振られた
わかってた事だったけど・・・何より綾に彼氏が出来たのがツラかった
生徒会室
綾「優也これお願い」
優也「はいはい」
綾と坂上先生は、自分達の関係を知ってる人の前では仲良く話をしてじゃれあってた
綾「英司、これどうしたらいいと思う?」
英司「どれ?」
綾は、俺が告白したのに前と変わらず接してくれた
俺は、彼氏になれなくてもそれだけで幸せだった
そしてあの振られた日
初めて朱里の気持ちを知った
朱里『私が側に居たいの』
きっと恥ずかしかったんだろうな
真っ赤な顔で言うからその日から朱里を一人の女としてちゃんと見るようになった
放課後 靴箱
英司「朱里❗」
朱里「英司?どうしたの?」
英司「その・・・一緒に帰らないか?」
朱里「え・・・」
女を何かに誘うのって案外大変なんだな😅
英司「あ、いや・・・無理ならいいんだ。じゃ✋」
朱里の横を通り過ぎようとする英司
グイッ❗
英司「⁉」
英司のシャツの端を握ってる朱里
朱里「誰も無理なんて言ってない・・・」
英司の前を歩く朱里
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