第1章・僕達は、恋していく。(σ・∀・)σ

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僕と彼女の通う高校は、この長い坂の終わりにある。 登り切ると、眼下に日本海を臨む。 うっとうしい観光客もここまではめったにこない 僕はこの景色が密かに好きだった。 つーか、それ以外は全部キライだった。 イナカで札幌まで出ないとなんにも楽しいことの無いこの街。 ちせ「シュウちゃん!」 ちせ僕の彼女だ。ちせはかわいい、だか゛、のろい。チビだし、気が弱い。おまけにドジっこで、成績も中の下。 口癖は「ごめんなさい」。 座右の銘は「強くなりたい」 ちせが「つきあってください」と告白してきたのは5日前。 ちせ「私、シュウちゃんの…彼女だから。」 シュウ「バカ。」 …しまった。違うんだ。ちせ「ごっ、ごめんなさい」 違うんだ。また、やっちまった…ホントに言いたかったコトバは、こんなコトバじゃなくって……(続く(σ・∀・)σ)
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