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マント「しつれい、行くぞプーラ。」
プーラ「…。」
リオン「悲しいかな…。
幼い頃から闘い続けて来た
戦士はみな…悲運な死を遂げる。なぜだか分かるか…?
コホロ…。?」
世界が汚れる様を、高台から見下ろす、二人の少年の目には…泪が頬をつたっていた。
コホロ「ちくしょ…ぉぉ!!!!う…うわ―ああ!あ、あああ、あ………。」
コホロの泪は止まらない。
二人が見下ろす
戦士達の処刑場は、、
世界を汚して行く。
リオン「国の為に闘った
ヒーローは…裏を返してみればただの“人殺し”…。
正義が腐る程…世界は汚れて…
その分オレ達の生き様は美しく彩るんだってよ。
…ハハ。父が…言ってた…。
あそこで…首を…落とされてる……父が……(グス)
父さん‼‼‼‼‼」
泪が一気に溢れでた…
二人共…泪が
止まることはなかった。
風が…優しく
目を癒すように
運ぶように
吹きつける、儚さにも…二人は心を締め付けられ…
ずっと泣いていた…。
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