旅立ち…

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リオン「泪拭けよ。ばーか。クソ!!…… オレぜって―もう泣かないかんな!!」 コホロ「英雄じゃなく… “人殺し”として… 扱われた? …ぅう…クソ…~‼‼ 一体何がおきたんだ‼‼ なぜ‼‼闘えなかったんだ‼‼オレ達はああ‼うああ‼」 コホロはまだ泪を拭いきる事ができなかった。 リオン「自分の権力に溺れやがった豚が恐れなして… 敵、味方の区別も出来ない “ケモノ”になるんだ。 まさに…豚だぜ…。」 リオンが風になびく髪の毛をかきあげ… 処刑場の光景を眺めるリオンの瞳は… いつもの凍り付くような視線に戻っていた。 コホロ「お前も…いつから…そんな目になったんだっけ…。」 リオン「かわらね―だろ?」 コホロ「ばかやろう。 もっとカワイイ目してたよ?」 リオン「おめ~が!💦 ばかやろう……! 恥ずいじゃねぇーか!💧」
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