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『別れてくれないか……』
「…えっ……?」
急に彼から言われた言葉。
『悪い、俺、もうダメなんだ。
お前をもう、愛せない。
これがお互いのためなんだ』
彼は生徒会、私は一般的な普通の女生徒。
とても優しい彼は何かとモテる。
ついこの間入ってきた一年生に一目惚れしたらしい。
「……酷いよ。信じてたのに。」
『……』
彼は何も言わない。
……わかったよ。
でも…
……パシッ………
「こんな人だとは思わなかった。
むしろこちらからお願いしたいくらいよ………」
目に涙が溜まる。
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