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聖『なぁ、こんな噂知ってるか?』 講義も終わり、今日はバイトもないからカフェテラスで時間を潰していたらいきなり現れた聖にこう言われた。 仁『なに?いきなり。どんな噂だよ』 聖『あんな!この大学に一万で体売ってる奴がいるんだってよ』 はぁ?なんだそれ? 聖『学食であるメニューを決められた席で食べ続けてたらそいつに声かけてもらえるんだってさ』 仁『へ~。…それで?』 聖『それがまたすっげぇ綺麗な………』 うんうん。そこ重要! 聖『男なんだってさ』 ブッ! 思わず飲んでいたコーヒーを聖の顔めがけて吹き出した。 仁『…は?えっ💧どういうこと?』 聖『だ~か~らぁ、ものすごく美人さんな男なんだってさ。そいつ』 男が体売ってるって事だろ?それをなんで俺に話すんだ? 聖『男女問わずそいつが気に入れば相手するって言うから…仁、お前試してみろよ。』 イヤイヤイヤ…俺、男に興味ないから💧 この時は確かに俺はノーマルだと思ってた。 なんだかんだで聖に乗せられ、試さなきゃいけなくなっちゃった💧 まぁ、どんな奴か興味はあるし。 いざとなったら金だけ払えばいいよな?
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