Lost Mythology

序章

　聖闇戦争と呼ばれた光と闇の戦争が終結した後の荒れ果てた世界中に,突如として現れたのが“神の代理教会”と名乗る宗教団体だったのです。
彼らは,天界にいる神々の代わりに,そのありがたい教えを人々に教えたり,又は救済する活動をしていました。
彼らの教えは戦後荒れ果てた世界にまたたくまに広がり,いつしか信者の数も増えていき,やがては国同士の戦争や争い事も無くなりました。
そして戦争の原因となった「高度科学技術」やそれに関する資料は“神の代理教会”により厳重封印し,使用を全面的に禁止にし,破った者には厳しい罰を与えました。