彦星と織撫

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「西王母様、いえ、母上様… 私は長くないようです… その子を お願いできますでしょうか。母上様の孫にございます。」 西王母は混乱しました。 死を司る神 西王母、我が子の命は可愛いかったのです。 しかしながら、手遅れでした。 織姫が息を引き取るその時まで、生を司る事は出来ないのか全力を尽くしましたが、 やがて織姫は、愛する夏撫を残し 彦星の元へ逝きました。
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