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[翌日]
ピンポーン
家のベルがなったので、僕は玄関に向かう。今日は両親とも共働きだからいないんだ。
「おはよう武。」
「タケ、オッハー。」
ドアを開けると、昨日別れた二人がいる。
「啓介、なつおはよう。さぁ中に入って。」
ドアを閉め、武の部屋に向かった。
「久しぶりだな、この部屋も。」
「そうだっけ?」
「そうよ。最後にきたのが…たしか中2のころね。」
月日が立つのは早いもんだね。
「ゆっくりしててね。今トランプ持ってくるから。」
武が部屋からでた後、2人は顔を見合わせてニヤリと笑った。
***
「お待たせ。ってあれ?」
「武、意外と早かったな。」
お前ら、何勝手に中学の卒業アルバムをあさってるんだ?
「恥ずかしいんだから、ほどほどにしてね。」
「タケ、なんでゆうちゃんの写真に印が付けてあるの?」
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