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井原保(いはら たもつ)
東北フェニックス監督。現役時代は東北フェニックスに捕手として高卒で、ドラフト1位入団。
年齢48歳
左投げ右打ち
身長184cm体重82kg
背番号96
現役時代、野手として10年間で通算200号本塁打、1000打点の記録を持ち、首位打者、本塁打王、打点王のタイトルをそれぞれ1回ずつ獲得。
10年目に怪我により野手としての選手生命を失う。それを機会に投手に転向し、転向から3年目には開幕投手(その試合はサヨナラ負け)。
投手としては10年間で通算138勝95敗11セーブ。沢村賞1回、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルをそれぞれ2回ずつ獲得。野手としても投手としても活躍し、タイトルを獲得した稀有の存在として、今なおフェニックスファンから、『ミスターフェニックス』と言われ、人気が高い。
若くして妻を病気で亡くし、その後、再婚もせず独り身。
沢村賞を獲得した年に親交のあったファンの死を目の当たりにし、『プロ野球選手とは何をするべきなのか』を誰よりも考えるようになる。
引退後、解説者を経て、東北フェニックス監督に就任。3年契約の3年目。
偉大な経歴とは裏腹に気さくでマイペースな指揮官。
選手能力をノビノビと発揮出来るよう、プレイスタイルに口出しはしない。
「何をするべきなのかは、自分で見つける」がモットー。
意外と博識でもあるが、戦略よりも試合の流れを重視して采配を振るう。
試合の流れを読む能力と、選手の力や才能を見抜く力はかなりのもの。
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