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「そうですか、では完膚なきまでに叩き潰させてもらいますね」
そう言ってクリスと二人の男は控え室から出て行く。
メルはクリスが出て行ったドアを暫く眺めていると、突然クリスを追って控え室から出て行く。
「待って!!」
メルは前を歩いているクリスを呼び止める。
クリスはメルの方に振り返り微笑みながら話し掛ける。
「どうかしましたか？」
「何で……何であの腑抜け共を焚き付ける様なマネをしたのか教えてくれない？」
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