ＶＳ

羽根田峰広に始まる

僕は悪に憧れた。
悪の組織に憧れた。
『超人シンナー』という番組の悪役ダメ・ゼッタインが好きだった。あの番組は超が付くマイナーで、１クールグダクダなまま終わったが、僕はあれを超えるヒーロー番組は無いと思っている。
ゼッタインは珍しいまでにいいやつで、彼の言う事は正論の固まりなのに結果的になのか計算してなのかだいたい裏目に出て町一つ滅ぼしかけるという、清々しい悪役なのだ。
んで、それが五歳の時、今は紆余曲折あって悪の組織を警察内部に結成。総督として裏から事件を起こしてます。
正義のヒーローと戦いたい。出来れば、巨大ロボットで。