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その出来事はお嬢様の一言から始まった……
始まりはリビングでお嬢様のわがままを聞いているときだった。
「ハヤテ!!なにか暇つぶしできるようなものはないか!!?このままでは暇すぎて死んでしまう!!」
「いきなりそう言われても…マリアさんなにかありませんかね?」
いきなりでいい案がでなかったらしく困ったハヤテはマリアに聞いてみた。
「そうですね~お外でお散歩なんてどうでしょう?」
すると…
「却下だ!!!!なぜわざわざ疲れるようなことをしなければならんのだ!!」
「コラ!!なんであなたはそんな考えしかできないの?」
いつの間にかナギの後ろにはヒナギクが立っていた。
「な!!?ヒナギク!!なんでヒナギクがここにいるのだ!?」
「昨日あなたハヤテくんまで巻き込んで学校サボったでしょ?だからプリントを持ってきてあげたのよ」
「すみません…ヒナギクさん…わざわざ持ってきてもらって」
「別にいいのよ…気にしなくて」
(それに休みにハヤテくんに会えてラッキーだったし)
「それじゃあ用も済んだことだし私は帰るわね」
「もう帰るのか?少しくらい遊んで行けばいいのじゃないか」
「もしよければ、ヒナギクさんもう少しお嬢様の相手をしてあげてください」
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