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(まじなに言ってんだろこの人は……。一生懸命黒板に書いてるけどちゃんと周りみろよ。誰1人聞いてねぇぞ…)
夏だというのにこの教室は冬並に寒い…。
まぁ俺がクーラーの風が直接当たる所にいてるのが悪いのだが。
今日はだだっ広い教室の前で年老いたおじさんが何かを言ってるのだが誰も聞いていない。
後ろで寝てる奴がいたり。友達と喋ってる奴しかいない。
ただ単位が簡単に貰えるからこの授業を受けている奴らばっかりだ。
まぁ俺もその中の1人なのだか…。
最近寝不足ぎみな俺はただぼーっとしながら座っていた。
ブーブーブー
机に置いていた携帯がいきなりってびっくりした。
メールの差出人は友達の大樹だった。
【授業終わったら遊びに行かね?】
大学に入ってすぐに意気投合して友達だ。
【悪い!このあとレポートしなくちゃいけねんだ!!】
俺の寝不足の原因はレポートという生意気な奴だった。
するとすぐに大樹からメールが来た。
【わかった!じゃあまた誘うわ!!】
俺はまた徹夜だなと思ってたらチャイムがなった。
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