輝翔人へ

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今時が来て君は旅立つ 大切なその一歩ゆっくり踏み出して 不安に潰されそうになって 君が見せたあの時の一つの涙さえ 救いたくても救えない そんな日が来る あれから僕は成長できたのかな 君はだんだん大人になって行くのに 旅立つ君の背中さえ押せないまま ただ立ちすくんだ僕がいた 世間のルールさえわからない僕と 信じた道を歩んでく君 僕はまだそこまで辿り着けないけど いつの日かきっと必ず迎えに行くよ 冷たい水に打たれながら ただ僕を待ってくれた微かな光が見えた 例えば君が道で立ち止まっても 優しく背中を押せる自分でありたい もう言葉じゃ君に伝えられない 約束したんだ 君に会いに行くから
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