裕也の過去

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2時間ほど車で走ってようやく晃さんの家に着いた。 晃「さあ降りて」 「はい……」 晃「ここが君の部屋だよ」 「………………」 部屋に案内されたのはいいが、その部屋はかなり汚れた部屋だった。 「ここが……?」 晃「そうだよ。さあ早く入ってくれ」 そう言うと晃さんはいきなり俺を突き飛ばした。 「痛っ………」 晃「やれやれ…保険金さえあればいいってのになんでこんなガキを養わなきゃいけないんだ…」 「………そうか…金目当てか…」 晃「ようやく気付いたが」 その瞬間腹部に激痛が走った。 「がはっ……!?」 晃「ストレス解消ぐらいにはなるか…」 晃さんは俺の手をロープで縛り乱暴に壁にたたき付けると部屋から出ていった。
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