始めの過ち…

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私の名前は飯塚砂雪。 中学生の時は頭も学年で上位、スポーツも得意でバスケ部の副キャプテンもしていた。 高校受験も無事に終わり合格発表はまだだったけどやっと勉強から開放されて自由な日々を送っていた。 ある日、ダイエットがてら近所のコンビニまで歩いて買い物に行った日の事だった。 『ねぇねぇ姉ちゃん何してるの?暇なら一緒にドライブ行こうよ!』 車の中から二十歳くらいの男が話しかけてきた。 私は普通にシカトしたけどかなりしつこかった。 『ねぇまじでちょっとでいいから付き合ってよ!』 顔も悪い人そうじゃなかったし暇だったので 『じゃあ、ちょっとだけなら。』 私は車に乗ってしまった。 今考えると普通に乗っちゃダメだとわかるけどその時の私はまだ幼く考えが甘かったし、人を疑うことをあまりしなかったので、その人の事を信用しきっていた。 車に乗ると向かった先はラブホテルだった。 私は初めてだったので一瞬どこなのかわからなかった。 ホテルの中に入るのを拒むとかなり強引に引っ張られ部屋に連れて行かれた。 大声出したりとかすればよかったのかもしれないけどその時の私は怖くて少し抵抗するくらいしかできなかった。 部屋に入ると服を脱がされ体を舐め回された。 私は怖くてでもどうすることもできず泣き崩れていた。
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