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ルッツと叔父ラークは、順調にポッケ村に向かって進んだ。
後ろから迫る影に気付かぬまま……。
『後10分くらいで着きますよぉ~』
道案内兼運転手の叔父の仕事仲間が言った。
ルッツは気持ちうきうきして暑さを忘れることができた。
『ルッツ、むこうへ着いたら自由にしてていいぞ』
『やったあ~』
初めての村ということで、ルッツは探険しようと考えていた。
『ただし、村の外へは出るんじゃないぞ』
『うん! 分かってる』
この時は、まだ知るよしもなかった。
村で起こることについて……。
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