僕は見た

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猫の目をえぐり、最高の快感を得る。 やめられない… 信じていた飼い主に裏切られた猫の顔が… 痛みに泣き叫ぶ猫の声が… 弱者と強者の関係で、確実に強者でいられる優越感が… …たまんない…。 「見たぞ!!」 声が聞こえる。 まさか…バレた!?誰かに見られた!? ヤバい…!!!! 俺はバッと振り返った。 「…。」 小学生くらいの少年が一人、泣いた目でこちらを見ている。 「あはは…アハハハハッ!!」 子供かよ…助かった!! 「僕は見たぞ!!」 再度少年が叫び、地面に倒れ込んでいる猫に駆け寄る。耳障りな声だった。 「見たんだね~君…。この公園に日中人が来るとは思わなかったよ~。」 「僕は…」 …耳障りな声。言わせるかよ。 ヒュッと音をたて、ナイフはまたも左目に命中。ただし少年の左目だが。 少年の悲痛な叫び。 「痛いか??可哀想になぁ~」 強い快感、たまんない。 足元で少年は目を押さえ転げ回って呻いている。やはり呻き声も耳に障った。 また少年にナイフを降ろす。 「ギィアアアアアッッ!!!!!」 断末魔の叫び。ナイフは胸に命中した。 ついでに猫もメッタ刺しにし、満足した俺は猫と少年の死体を公園に放置したまま、自宅のアパートへと帰っていった。
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