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君は一つ下の後輩
はじめは困ってた
いままで女の子と関わらずに生きていたから
でも出会った頃から君をよく見かけた
真面目な君は今まで一番に来ていたオレより早く部活に来ていた
オレは戸惑った
話すのが苦手だったから
なんて声を掛けていいのか分からなかった
なんて返事をすればいいのか分からなかった
声を掛けられても
ただ笑うコトしか出来なかった
苦し紛れに笑うコトしか
怖がらせてゴメン
でもオレも怖かったんだ
君ガ女ダカラ
この手紙で君に伝えなければならないコトがある
オレの過去を
今まで真面目に話したコトなかったね
口で言うと、どうしても冗談交じりになるから
この『手紙』で伝えるよ
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