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独り寝の心寂しい夜はあなたの仕種や温もりを記憶の奥から探り寄せるの
優しい言葉はくれないけれど
そっと髪を撫でてくれる
優しい言葉はくれないけれど
そっと肩を抱き寄せ優しく包んでくれる
あなたの腕の中で乱されながら壊れたい
あなたの腕の中で乱されながら落ちてゆきたい
あなたの腕の中で乱されながら沈んでゆきたい
深海のように
何も聞こえない
何も見えない
ただあなたの温もりを肌で感じるの
息遣いを心で感じるの
二人、砂嵐のように舞い上がり
あの神秘な場所へ行けたなら何もいらない、何も望まない
乱れた髪を優しく撫で整えてくれる繊細な指を思い出し今日も独り寝の私
会いたいの…
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