砂に書いた伝言

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毎日 風が吹き 道を変える砂漠 目印となる物がない 先に進む仲間が残した足取り 砂嵐で飛ばされる 道無き道を進み さ迷う 水と食糧は駱駝20頭分 砂に残そう 水で湿らせた砂漠 指で書いた伝言 太陽が照りつけ 大地が燃えるよう 旅人が出発 僅かな時間で 砂に書いた伝言は渇き風が消す 灼熱の大地 砂漠は誰も寄せ付けないほどの孤独を知る場所 後から続く旅人達 追い付けず 迷い 砂漠に眠る 先に進む旅人達 引き返し探し 迷い 砂漠に眠る 砂に書いた伝言 太陽が焦がし 大地が隠す 誰一人として 見る事はなかった 陽炎のような 幻の砂に書かれた 伝言 .
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