最終曲 SNOW SYMPHONIC

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「とはいえサプライズにしちゃ、随分と大掛かりだったな」 「いえ・・・・・・最初は私と麻倉さんだけでやろうと思っていたら、リンさんがやりたいと申されて・・・・・・」 「二人だけでずるい。ワタシだってやりたかったヨ」 リンの駄々っ子みたいな声を聞いてちょっと安心する。 「皆さんには申し訳ないことをしました。ごめんなさい」 「良いわよ気にしてないから。・・・・・・今度は私が巴ちゃんを襲ってあげましょうか?」 朝霧の小さな悲鳴を最後に、あちこち血まみれの夜は更けていった。
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