第二十三章

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「め…梅…小梅!」 「へっ?」 「やっと意識が戻ったか。」 「え…ここは?」 「クスッ、俺のマンション。」 「マンション…何で?」 キョロキョロと周りを見渡す小梅。 「覚えてないのか?」 「何が?」 「小梅の家での事なんだけど…」 「私の家…あっ!」 「思い出した?」 「なんとなく…」 小梅は下に俯いた。 「そう。じゃシャワーでも浴びておいで。」 笑って答える詩音に、小梅は首を傾げた。
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