あなたが噛んだ小指が痛い

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ばぁぁぁぁぁん!と言いそうな勢いで、怪盗ピンクは建物の屋上に登場した。 なぜかライトが当てられている。 「ほぉぉーーっほっほっほッ!!皆様、ご機嫌麗しゅう?」 この前とは違い、大々的に登場する。 こう見えて2年前に大活躍した義賊である。市民の人気は高い。 「待っていたぞ怪盗ピンク!」 建物の影にシートを被せていた機関銃に乗り込んだのは、カレン達砲雷員。 「ってぇーッ!」 全員建物を気にせずに一斉総射。 怪盗ピンクは慌てて避ける。 「ちょぉぉっと!市民に当たったらどうする気!?」 さすが3年前に義賊だっただけあり、建物を盾にしながら人の心配はする。
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