――白き虎と呼ばれし男――

3/7
555人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
  ズダダダダダ! ピョ~ン! 俺は猛スピードでドラゴンへ走り、物凄いジャンプをした! ブレスが放たれたらおしまいだが、こちらが一瞬速いッ!! リューガ「食らえっ! 本気狩るブレード(マジカルブレード)!!!!!!!!」 ズシャアアアアア!! ドラゴン「ギョエェェェ!!」 ドラゴンの首が落ち、大地が地響きをあげた。 リューガ「悪いな、ドラゴンさんよ」 俺はポケットからコインを取り出し、真上に投げた。 リューガ「俺は、バクチでも負け無しなんでね」 表を上に落ちたコインを確認した俺は、龍の亡骸にそう言い放った。 リューガ「こいつは三途の川の渡り賃にとっときな。あばよ!」 ――バッ! 落ちたコインはそのままに、俺は純白のマントを翻し、龍に背を向けて歩き出した。  
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!