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忠教が戦線を離脱するころ
忠佐のもとにも同じように漆黒の軍団が援軍に来ていた
こちらは守綱の槍隊の様に甲冑に身を包む集団ではなく
忍び装束を纏っている者達が主である
「忠佐殿!!」
丁度康英との距離を保ち隊の指揮に戻っていた忠佐のもとに声をかける
「おぉ半蔵、援軍かすまぬ・・・」
「今回はこの辺にして一旦退きましょう」
「あぁ、この戦勝ちは難しいが退くのも一苦労だぞあの清水康英と言う将中々だ」
「それに関してはそれがしに任せて頂きたい」
「そうか・・・お前の軍はそれに関しては得意であったなでは頼む」
そう言うと忠佐は自分の隊の残りを整え退却の機を伺う
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