龍な序章

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雪の降り積もる11月、 吐く息が白く、寒さをよりいっそう感じさせる。 (こんな日は早く家に帰って暖かいもの飲みたいな~) そんなことを思いながら大雅は雪の降り積もる夜道を薄暗く光る街灯を頼りに歩いていた。 何分か歩いていると先にある街灯の傍に何か青い物があるのが見えた。 (なんだろう…) そう思ったものの、大雅の興味は11月の夜の寒さに打ち負けてそのまま歩みを進めることにした。
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