夢の距離

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友よ覚えてるか夢中にでっかい夢追い掛けてた頃 お前はいつも長話聞かせてたな 必死で描いた自分達だけの世界地図浮かべて 遠く果てしなくても諦める事はなかった 桜の花が咲く頃にいつか約束交わした 大人になってもまだ夢信じてたらまた逢おうぜって 友よ空を見てるか夜が明ける前に俺達は太陽を待ってた 熱く熱く燃える様にただ青春を駆け抜けた お前は愛する人を見つけ少しおっきくなってたな 笑えるくらい照れ笑いしながら 桜舞い散り葉が真っ赤に染まる頃 お前は夢を見失った 俺だけがまだ夢追い掛けてる事がそれをまだ子供だと誰かは笑った お前はただ夢を変えて生きてるんだよな? 今やっと分かったよ 夢のスピードは俺のスピードと同じで走ってる 夢との距離は縮まらないけど良い方法を見つけたよ またお前に出逢えたなら教えてあげるよ 努力してスピードを変えないといつまでも夢は掴めない 日々変化してゆく世の中でいったい何を学んだと言うの せめてワガママに自分勝手に生きてる方が自由に感じる でも人間社会はそれじゃ許されないんだ生きられないんだ ただ誰かが勝手に決めたルールに縛られ続けるだけ… 生きてるんだからさ まだいっぱい夢見たっていいだろ? さぁ行こうぜ浮かべたままの世界地図握り締めて 頭の中ぐるぐる廻るだけじゃ面白くない旅になるだろ さぁやろうぜ俺達にしか出来ない事 色んな想い重ねてもいいさ ただ一途に夢見ていつか自分を褒めてやろうか さぁ走ろうぜあの太陽を追い掛けてる事輝く意味見つけに行こう きっと眩しいくらいに俺もお前のその夢も輝いて生き続けているさ 桜咲く頃にまたあの場所で懐かしみながらまたお互いの夢語ろうかimage=212503844.jpg
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