最後に

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最後まで読んでくれて有難うございます! 短編小説なんですが もともと、このはなしが出来た過程は、うちの会社に1人のお客様が来たことにより、思いつきました そう、それは新車に代替えするお客様がうちに来られたときのこと 私 「山下さん(仮名)、これが、新型のアルファードになります」 山下 「あ、すいませんありがとうございます!」 私 「じゃあ、新車の説明を・・・・・」 山下 「すいません・・・・・その前にちょっといいですか?今まで乗った車に別れをいいますんで・・・・・」 私 「え!?」  それは、25年間乗っていた古い車 山下 「今まで本当にありがとね・・・・あなたがいたから、いろんなとこに行くことができた・・・・・娘が具合悪くて元旦から病院にも連れていってもらったね・・・・・・・あなたと一緒だったからいろんな思い出が造れた・・・」 山下さんは、車をナデナデしながら車に話かけていた 山下 「本当に25年間ありがとね・・・・・お疲れ様、ゆっくりやすんでね・・・・」 最後には涙を流しながら話していた・・・・ そんな姿をみたら、俺まで涙が溢れてきた 山下 「すいません、最後に洗車してやってもいいですか?」 私 「はい・・・・どうぞ・・・・」 俺は涙ながらに答えた その光景を見た俺は思った 車も家族の一員・・・・・・ そして生きてるんだと
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