君が好きな世界

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胸がしめつけられる気がして目が覚めた。 「あ、ゴメン、起こしたね。」 そこには、昨夜のままの姿で僕に抱きつくよつばがいた。 「ん、おはよ。どうかした?」 目を擦りながらよつばを見る。 そんな僕を見上げてくしゃっと笑った。 「アスタの寝顔がかわいくてギューってしてたの!」 寝てる間に仰向けになっていた重たい身体をよつばの方に向け直す。 そしてそのまま抱きしめた。 「うー、幸せだよー。」 そう言うよつばに応えるように、回した腕に力をこめる。 「アスター、苦しいー。」 一緒に暮らし始めてもうすぐ半年。 もちろん僕も幸せだ。
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