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『…あ、大丈夫です???』
飄々と人様にぶつかっといて焦った様子もなく…
「大丈夫?ぢゃねぇっ!!」
「初日から遅刻したらどうすんだっつ~…」
『とりあえず賢介後ろに乗れよ!』
はい???
「あの…、どちら様でしたっけ?」
・・・・・・・・・
誰???
何で俺の名前知ってんの???
え?え?え?え?え?
その自転車男は俺を見て一言
『…ちょっと軽くショック』
???
『まぁ乗らないなら俺先に行く…』
「わぁぁぁ!待って!!是非とも後ろに乗っけてってくださいませっ💦」
さすが自転車は早い、あっと言う間に学校到着…ん?
『悪いけど、二人乗りして校門潜ると生徒指導に引っかかるからこっからは自分で走ってくれ』
と降ろされた…
『じゃぁまた後でな!』
…ホントに誰だったんだろ?
見覚えあるようなないような…って!
今考えてる場合ぢゃねぇだろっ!!
いくら学校が目と鼻の先と言えど油断大敵!
とりあえず急ぐべし!!
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