山田その1

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取り敢えず目が覚めたらこいつは目の前にいた。最初は変な部屋に二人きりで寝かされてたら相手のことを知りたくもなるし心配にもなるんだから声をかけたのだ。 「あの、起きてますか?」「はい、寝てます。みたらわかるでしょうに。」 取り敢えずむかついた。けど初対面の人にむかつくのもなんか変な気がして我慢した。それに部屋に出口が見当たらないので何故こうなったのかそいつに聞くしかなかったのだから。
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