小さな僕ら

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ある晴れた日。 真っ白なだけの 部屋に飽きて、小さな足で 一生懸命階段を昇った。 腕についた 細い管-チューブ-が邪魔で 上手く歩を進められない。 鉄臭い重い扉を開けると 其処には今までとは 違う景色。 澄んだ蒼。 消えてしまいそうな、 …僕。
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