単身赴任

3/8
538人が本棚に入れています
本棚に追加
/88ページ
あ「晃も…そんな理由で?」 晃「…。」 ありさと葵は目に涙を溜めながら部屋を出て行った。 晃「だから…言いたく無かったんだ…」 綾「葵…」 二人の声が虚しく消えた ーーーーーー ーーーー ーー あ「ひどい、子どもどうのこうの言う前に…なんで教えてくれなかったのよ(泣)」 葵「そんなに私たちが頼りないの…(涙)」 あ「急に決まった訳でわ無いと思うし…」 葵「でも…仕事だから仕方ないけど…」 あ・葵「でも…納得出来ない…」 あ「どうして、こんな時期に行くのよ…。もう少しずらしても…そうだ!」 葵「何?」 ありさと葵は急いで晃達の所に行くと、晃達は暗く凹んでいた。 あ「ねぇ、時期をずらすことは出来ないの?例えば、2ヶ月後みたいに…」 葵「なっなるほどね、時期をずらすことは考え無かったなぁ」 晃・綾「…。」 あ「だから、出来ないの?」
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!