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片端の花嫁

小説 ミステリー・推理

紋章官の家

片端の花嫁

ありす/多忙につき

(20)

望むのは、そこにしるされた証

完結

37ページ

更新:2015/06/23

説明

かつてパーシヴァント・オブ・アームズ(紋章官補佐)としてこの館に君臨していた亡き祖父の元に届けられる謎の荷物。

手紙にはたった一言。
「貴方ならばと思い、お送りします」

春の雨が引き連れる、古ぼけた紋章の記憶の欠片。

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作品レビュー

haori
haoriさん
【作品】紋章官の家についてのレビュー

ネタバレ

こんにちは(^ ^) お邪魔させていただきました。

初めに書くことが私事で恐縮ですが、以前、紋章についての本を読んだことがありました。そのとき書こうとしていたファンタジーの関係でのことでしたが、まあ難解なこと(^^; 紋章が歴史と共に歩んできたものであるかぎり、歴史が重なっていけば難解になっていくのも必定ではありますが、あまりの難解さに途中で挫折。けれどこの物語を拝読し、もう一度、紋章に取り組みたくなりました。

と言っても、この物語において、紋章が難解なものとして扱われているかと言えば、少なくとも読者に対してはそうではありませんでした。もしかしたらシリーズの最初の物語だから敷居を低くしているのかもしれませんが、もしそうでしたら、この扱い方は正解。シリーズ次作への扉の前で躊躇することなく、ウキウキで開けられると思うからです。

と、何だかよくわからないことを書いてしまいましたが、もう少しこの調子で書かせて下さい<(_ _)>

さて。実は拝読前は、物語の中の時間がもっと古いところにあると思っていました。ところが拝読してみれば、現代のお話だったんですね。これには少し驚きました。同時に、表紙を開ける前に感じていた緊張が解れ、主人公の心に添いながら読み進めることができました。

また、物語の内容ですが、ファンタジーなところも織り交ぜられたミステリーと書いていいでしょうか。途中、なぜ?と何度思ったことでしょう。後半は残りページ数を気にしながら、果たしてこの物語がどんな解決を迎えるのかと、待ち望むような気持ちで、一方ではハラハラとしながら、読み進めていきました。そしてラスト、まさかではありましたが、納得の結末でした。

内容に加え、素晴らしい描写もとても好ましい素敵な物語でした。ありがとうございました(^ ^)

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2017/01/11 14:18
コメント(5)

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