このページのリンクアドレス

エブリスタ
やる気なし異端魔術師はまだ本気だしてない

小説 ファンタジー

やる気なし異端魔術師はまだ本気だしてない

上村夏樹

(10)

魔術学園に通う少年ヴァンは、魔術と呪術を扱う異端魔術師だった。

完結

335ページ

更新:2016/07/28

説明

「手品のタネを教えてやろうか……呪術だよ」

 魔術師が戦争の駒として使われるような時代。
 今年で十六歳になる魔術師ヴァンは稀代の異端魔術師だった。

 ヴァンは森羅万象<オムニア>に宿る不思議なエネルギー『マナ』を消費して発動させる『魔術』を使うだけではない。体内に埋め込まれた呪術回路を励起させ、体内魔力であるオドを消費する奇術、『呪術』の使い手でもあった。

 魔術と呪術を使い分けるヴァンは、術に関しての才覚がある。努力さえすれば、超一流魔術師になれる素質は十分だった。

 ヴァンは母親に魔術学園に入学させられる。母親は、ヴァンに魔術の才覚があることを母は確信していたのだ。
 一方、ヴァン本人は、主夫になって嫁に養ってもらいたいと常々思っており、魔術師として生きたくないと駄々をこねていた。

 やる気のないヴァンは、学園で魔術を極める気などない。だらだらと過ごすつもりだったが、赤髪の少女リーゼロッテや、高飛車なお嬢様アリアたちと過ごす日常によって、魔術師として評価され、否応なく学園内で有名になってしまう。

 やる気のない異端魔術師は、未来の一流魔術師となるのか?

 魔術と呪術が交錯する、異世界学園ファンタジー開幕!


※「新作セレクション」に選出されました(2016/2)
※約1か月半、毎日更新しておりましたが、諸事情により週3程度にさせていただきます。
※ハーレム要素あり、主人公チート級の強さです。

この作品のタグ

作品レビュー

狗が身ウル
狗が身ウルさん
【作品】やる気なし異端魔術師はまだ本気だしてないについてのレビュー

ネタバレ

予想以上に面白くて、気づけば一日で読破してしまいました。
魔術の設定の面白さもさることながら、キャラクター造形が本当に素晴らしい。パンツロッテさん可愛すぎんよ……。
ヴァンとリーゼロッテは勿論のこと、登場キャラクターは個性豊か。300ページ弱というラノベらしいページ数がかえって口惜しい。ネット小説だと1000ページの作品とかよくあるのに、この作品に限ってラノベ一冊分しかないなんて……!
会話劇が抜群に面白くて、これがページを進ませる一番の要因でした。

ストーリーの方も、エピソードとしての面白さを保ちつつ、一本のストーリーとして山場をしっかり設けており、読み応え、読後感共に満足。ヴァンの心境の変化が、ヴァンの独白を通さずとも読み手に自然と伝わってくるんだもの。これは、ストーリーがしっかりしてなければあり得ない感覚だ。
……僕の好みに合ってたというのもあるけど、正直この面白さならラノベとして販売されたら買うかも。


こういうことを書くと作者様にプレッシャーをかけてしまいそうで申し訳ないのだけど、この作品は続編の執筆を期待してやまない一作です。

もっと見る

2016/08/19 22:15
コメント(1)

上村夏樹さんのその他の作品

作品を読んだ人におすすめ

この作品が入っているマイリスト

この作品の参加イベント