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えるどらどさん

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自己紹介

宣伝は、ご遠慮下さい。

プロフ画は、サコ様に描いて頂きました。

地域:京都府

性別:女性

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えるどらどさんからのコメント

えるどらどさんへのコメント

りかりー
りかりーさん
[ えるどらどさんへのコメント ]

えるどらどさん、こんばんは!
毎日たくさんの応援本当に感謝です。
寒いので風邪などひかないように十分注意してね。お礼にミニ話をプレゼント(^_-)-☆



『若恋』忘れない絆


━━━たすけて

ゆうやけのオレンジ色がきえてだんだん暗くなってひとりぼっちでこわくてなきそうになる。

『かくれんぼしようよ』

くずれかけた工場にかくれてドアが開かなくなって……とじこめられた。
だんだんと寒くなって手が、足がつめたくなって、まわりも暗くなって見えなくなってく。

「あけて、たすけて!」

さけんでドアをけとばしても、だれにもきづいてもらえなかった。
おとうさん、おかあさんにもアブナイところには行ったらダメだって言われてたのに……
かべのすみっこに踞ってまどをみあげるとひとつだけお星さまの明かりが見えた。

「ぼく、このままおうちに帰れないのかな?おとうさん、おかあさんに会いたいよ……」

なきそうになる。きっと今ごろはぼくをさがしてる。

「ぼく、ここにいるよ……」

このままなのかな?だれも見つけてくれなかったら…
ぐしっと、目をこすって月を見上げた。

『玲央、大好きよ』
『おまえは俺の幼い頃にそっくりだな』

だきあげてくれるおかあさん、おとうさんを思い出してかなしくなった時。
ドアの向こうから、カリカリ、わふわふとつめでひっかくような音と声がした。

「だ、れ……?」

わふっ!
ワンッ!

「……ナル?童流?」

「わふっ !」「ワンッ!」

ぼくの友達。ぼくを探してくれたんだ。

「玲央!そこにいるのか!?いるんだったら返事しろ!」

おとうさんのひっしな声にドアをたたいた。

「待ってろ!開けてやるからな!」

ギギッ、ギチッ、ガンッ
ドアが空いて月の明かりとおとうさんの心臓の音につつまれた。

「玲央……玲央、無事か!?ケガは!?」

抱き抱えられてしがみついてわんわん泣いた。

「ナルと童流がな、おまえの帽子を咥えて来たんだよ。ついて来いって言ってるみたいだった。ナルと童流が助けてくれたんだ」

「ぐしっ、……ナル、童流、ありがとう」

ナルと童流は泣いたぼくの顔をなめて二匹をだきしめた。

「助けてくれてありがとう…ぼくの友達」

わふっ!ワンッ!

ナルと童流がうれしそうにしっぽをふった━━━


後日、ナルと童流は玲央から大好きなおやつをもらい、仲良く遊ぶ姿があった。

『ずっと友達だよ』


【完】

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2019/01/25 19:29
コメント
りかりー
りかりーさん
[ えるどらどさんへのコメント ]

えるどらどさん、こんばんは!いつもコメントありがとうございます。
特別な読者の方だけに『親友の想い人』ミニ話編をプレゼント(^_-)-☆
感想いただけると嬉しいです。


『親友の想い人』ミニ話編


「えるどらど、口に生クリームがついてるぞ。リボンも曲がってる」

隣の家に住む2つ年上の佑ちゃんは過保護。
口についたクリームを指で拭いぺろり。制服のリボンだって毎日直してくれる。

「困ったことがあったら俺に言えよ。誰かに何かされたらすぐに教えろ、仕返ししてやるから」

玄関から学校教室入り口往復まで毎日送り迎え。

「生徒会長、おはようございます!」
「佑先輩、今日も格好いいですねっ!」

「あんがとよ!おまえたちも可愛いぞ!」

佑ちゃんは全校生徒の憧れ。
当然わたしは女生徒から妬まれて―――


「…靴、また隠されたのか?」

帰りロッカーに靴がなくて途方に暮れていたところを狼先輩に見られた。

「…少し待ってろ」

無口で無愛想でケンカばかりしてる一匹狼で佑ちゃんの親友。
狼先輩はどこからかわたしの靴を持ってきてくれた。

「あ、ありがとう、ございます」

「…ああ。別に礼を言われるほどのこともしてない」

風に流れる黒髪。狼先輩からはお日さまの香りがした。


「放課後にピアノの練習するから音楽室に楽譜持ってきてくんない?俺のロッカーにあるから」

佑ちゃんの楽譜を持って音楽室へ。
僅かに開いた戸の向こうに見えたのはピアノの前の佑ちゃんの首にまとわりつく音楽の若い先生…いったい何をして―――


バサッ
楽譜を落とした。

「…どうした?」

「…あ、狼先輩……わたし、覗いてたんじゃなくて」

佑ちゃんがこっちを向いて、気がついたら音楽室から逃げ出してた。


―――――――――――


「…どういうことだよ、佑。まさかおまえわざと見せつけたのか?」

「だとしたらなんだ?」

眉をひそめた狼と口の端を上げる佑の間に火花が散った。

「…なんであいつに見せつけた?」

「さあ、なんでだろうな?」

挑戦的な佑の目は奥底で笑ってる。
半泣きで走り去った後ろ姿が目に焼き付いて、
「てめえ、」
佑の胸ぐらをつかんで壁に叩きつけた。

「狼、なんでおまえが怒る?おまえには関係ないだろ」

つかまれた襟をむしりほどいた佑は真顔で振り返った。


「狼、まさか俺のモンにホレてるなんてふざけたこと言わねえよな?」

それは衝撃の一言だった―――

【完】

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2019/01/18 17:25
コメント(1)

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