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ももたろうさん

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地域:千葉県

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ももたろう
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【作品】いつも君がいたについてのレビュー

ネタバレ

何となく「ブリーダー」が好きでない。

その気持ちわかります。犬に子供を産ませ、それを商売にする。何となくですが、あまりいい印象はないですね、ブリーダーの方には申し訳ないが。でも本当に犬好きの、犬のことを大切に思って、ちゃんと母犬に負担のないように、きちんと無理のない妊娠期間を守って、それこそ自分の娘のように大事にしておられる方も多いはずです。

仕事を終えたゴールデンレトリバーのメル、事情が変わって飼うことになった。

ひ弱いお父さんは、転んで流血騒ぎ。そうそう、ティッシュはそうなりますね。金魚の水もですか。
でも、憎めないのですよね。叱るとすまなそうに首をすくめる。

主人公は、中学三年生らしい。
マラソン頑張ったね、メルのお蔭だね。でもなんだか、悪い友達がいるもんだな。

そして、大学入学と共に一人暮らしで別々に。

その日はあっけなくもやってくる。入学して半年。
メルがそんなだったとは、思いもかけなかった。
メルの体にはまだ「ぬくもり」が。

それは「一緒に寝たときはこうだっただろう、ずっと待っていたんだよ」とでも言いたげに。

メル、帰ってきたよ、ごめんね。

5年の歳月、メルを決して忘れることはなかった。今は、自分が母親となって、娘がいる。そして2代目のメルも。

犬は、かわいいですね。ほんとに忠実ですからね。飼い主を想う気持ちは、どれくらいなのだろうか? 

確かに、うちの犬も夕食を外で食べようと二人で出かけるときに、食事を置いて出かけると、帰ってくるまで食べないで待っていいます。
おいとかれたと心配で食事ものどを通らないようで、帰ってくるとおもむろに食事を始めるのですね。けなげさに涙が出てきます。

そういえば、あるハウスメーカーのコマーシャルにゴールデン犬が出てくるものがありましたね。
たかだか1分にもならないCMに涙が出てくるのですよね。

この物語も全く同じですね。不覚にも涙が、汚いですよね、犬の物語は、ダメです。
泣かせてくれますね。

「ぬくもり」というテーマに、とてもぴったりくる物語。
もしかしたら実体験かも。細やかな情景描写にいちいち納得させられます。

犬は、家族の一人ですね。今、娘さんと一緒に遊ぶ姿が目に浮かぶようです。
とても泣けるけれど、最後にあたたかな気持ちにさせていただきました。素敵な物語に「ワンだふる」を。

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4時間前
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【作品】約束についてのレビュー

ネタバレ

誰が誰と交わした約束なんだろうか。
母の通夜の夜、日付が変わろうかという真夜中の弔問客。

母のことが嫌いだったという主人公は、男性なのか女性なのかははっきりわからない。
ピアノや護身術を習わされたという事なら、女の子かもしれない。でもそれは、ここでは大事なことではない。

小さいころから母親にがんじがらめにされた生活を強いられた主人公も、さすがに高校生にもなるとそれから解き放たれたようだ。
親や他人が敷いたレールに乗ることは、苦痛かもしれないが失敗したときに責任を転嫁できる。言い訳ができると思いがちだ。

深夜の弔問客は、若く美しい女性で、焼香が終わると母親の遺影に「お疲れ様」と。
そして、顔を見せてくれと棺に。そして再び「お疲れ様」と。

「少しも変わらないよ。綺麗よ」とも。

この人は、20代後半か30代前半だと。母とはいつからどんな知り合いなのだろうか。
そして、もう一人の髪の長い若い男性の弔問客。
そしてあの女性と同じように「お疲れ様」と、続く「そっくりだ」という謎の言葉。

女性からお願いされた、「これを棺に入れて」と渡された一冊の本は何を意味するのであろうか。それが約束だという。
主人公は大学生のようだ。20歳くらいだろう。とすると母親の年齢は40半ばくらいか。
父親の話によると母は独身の頃「インタビューライター」をしていて、小説を書いていたらしい。

あの弔問客が持ってきた「約束」の本は、若いころの母が仕事で知り合った人で、この本に出てくる少女だったのであろう。

何か娘(主人公)がうかがい知れないは強い結びつきが感じられる。

それは母親が他人に向けた愛情を知ったことの嫉妬なのかもしれない。
でも、今母親の本当の愛を知ったこの時、深い後悔に包まれる。

「何かをはじめようとするのに、今より早い時はない」
とても深い言葉ですね。

いくつかのことが明らかにされないまま物語は終わる。でも、不完全燃焼のような思いが不思議と起こらなかったのは、主人公のもとに帰ってきた母親とともにこれからを生きていこうとする思いがすべてを拭い去った。

こういう話もあるんだな。すごいなー、うまいなーと感嘆です。

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6時間前
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