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エブリスタ

fam†さん

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自己紹介

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地域:東京都

年齢:47歳

生年月日:1970年09月26日

職業:調剤薬局事務

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fam†さんへのコメント

りかりー
りかりーさん
[ fam†さんへのコメント ]

fam+さん、こんばんは。
お星さま応援いつもありがとうございます。お礼にミニ話を。

『オレ様のシモベ』キライ嫌いも好きのうち


零ちゃんが大キライだった。

毎日、結った髪を引っ張られたり服に石を詰められたり、わたしが泣き出せばますますいじめてきて、いつも零ちゃんから逃げ出すことばかりを考えてた。

そんなある日。

家で飼っていたインコが籠から飛び出して、わずかに開いていた窓から外に逃げた。
お父さんやお母さんは、いつか戻ってくるかもしれないものねって慰めてくれたけど涙が出て止まらなかった。

膝を抱えて踞って泣いてたら、「これ、おまえにやる!」
突然、目の前に現れたのは隣の家に住んでる意地悪な零ちゃんだった。

毎日、頬っぺたをつねってきて泣けば泣くほど喜んでた零ちゃん。
その開いた手にはヒヨコがいた。

「…ひ、よこ?」

まるで本物みたいなヒヨコ。

「これ、触ると光るんだ」

「…ほん…とだ」

触ると赤や青に光った。もっと触ると緑や黄色に色を変えた。

「いい加減に泣き止めよ。これで我慢しろ」

「…え…?」

「おまえが元気ないと調子狂う」

零ちゃんは頭をガリガリ掻いた。

「…あり…がとう…」

「ブサイクな顔すんな」

零ちゃんが素っ気なくそう言って立ち上がると隣の植え込みに消えて、しばらくして零ちゃんのママが来た。

「零ったら、だからあんなに欲しがったのね。素直じゃないんだから。きっとふみちゃんにあげたかったのね」

零ちゃんのママが言ってることはよくわからなかった。

「ふみちゃんは零がキライ?」

零ちゃんのママは好き。だけど零ちゃんのことはキライ。

「そうだよね。零はふみちゃんに意地悪だものね。でも、意地悪するのは本当はとっても気になってるからなのかも。他の子がふみちゃんをいじめるとね、零ったらすごく怒るのよ」

零ちゃんのママはわたしの髪をそっと撫でた。

「ふみちゃんをキライなんて、きっとうそ。だからキライにだけはならないであげてね」


それから…10年

零ちゃんからもらったヒヨコは今でもわたしの宝物。


『これ、やるよ』

『え、…いいの?』

幼い手のひらふたりに光り出したヒヨコは今もわたしの胸の中に光ってる。

【完】

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2017/10/17 00:33
コメント(1)
奏音 美都@ハロウィンSS、連載中!
奏音 美都@ハロウィンSS、連載中!さん
[ fam†さんへのコメント ]

 このメッセージは「愛するがゆえの罪」サポーターリストから送らせて頂いております。もしご迷惑だったり、興味がない方は無視して下さいませ。



 4ヶ月間こちらを離れていたのですが、戻ってまいりました。再び物語を紡ぐことが出来、その喜びを噛み締めています。

 現在、原作である「愛するがゆえの罪」をオパール文庫賞用に書き換えた美姫編「濃縮版 愛するがゆえの罪【R18】」[リンク]と、薫子編「濃縮版 初恋が実る時【R18】」[リンク]を連載しています。

 文字数の縛りがある為、原作ほどの壮大な世界観は描けませんが、ギュッと凝縮されて読みやすくなっているかと思います。サポート特典作品は16個あり、原作にあるものの濃縮版に収められなかった場面を入れております。ポチポチ押して、読んで頂けると嬉しいです。

 こちらは結果発表と共に有料化されますので、ご了承下さい。

 原作の美姫と秀一のその後を描いた「After Story」[リンク]は、濃縮版が落ち着き次第、連載を開始します。

 どうぞこれからもよろしくお願い致します。


感謝を込めて

奏音 美都

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2017/10/03 23:28
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