自己紹介

紅き花弁を 白の少女の小さな両手でそっとすくえば か細き指の間から 花弁は金剛の雫となって 零れ落ちてくる. 雫は地に墜ちるまでに 堅く丸い宝石になり、 壊れる瞬間それは硝子細工のように 砕け散っ