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降る雪(下)

小説 その他

降る雪(下)

カケル

降る雪、続編。

休載中

2ページ

更新:2010/05/04

説明




大人でもなくて子供でもないわたしたちが考えることはやっぱり中途半端だ。現実的でまるで何か達観したみたいに絶望的だけど、必ず「でも、」で導かれる先には希望がある。それは要するに甘たれているというべきだけど、じゃあなんで甘えちゃいけないのかと考えると私にはちゃんと答えられる自信はない。


私は学校で目標を持って生きていきなさいと習った。別にとくにありません。なんて退廃的で、そんなことを言っているとフリーターとかニートとかいう言葉が勝手に頭に浮かんできて、実際に自分がそうなりそうな感じは明日の自分を考えるようにリアルで怖くなった。私にそんなふうに教えてくれた先生は熱血とかそういうわけじゃなかったけど、冷静そうなわりには芯が強くて実は熱い、みたいな最もめんどうなタイプで、ことあるごとに、先生がいかに素晴らしい目標の下努力して教師になったかを聞かされた。



でも今私は思う。先生みたいにはっきりした目標を持って社会にいる人なんてほんの一部なんじゃないかって。少なくとも私のまわりはそうだった。

人間だったらいい。
彼らの唯一の目標は強いて言うなら、生きていることだった。

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