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紺碧のゴースト

小説

紺碧のゴースト

高沢 湖大

その日、世界は密かに改変された。

休載中

74ページ

更新:2014/04/10

説明

 AZ理論が提唱されて数十年後の未来。人々はその恩恵の元、平和を謳歌していた。

 AZ──それは究極の存在証明。

 指紋、虹彩、DNA、どれよりも正確で偽造不可能のパーソナルデータの登場は、瞬く間に世界の常識を塗り替えた。身分証明書やクレジットカードは意味をなさぬ板切れに成り下がり、その代わりに普及したのは個人ID照合端末。
 タッチ一つで身元が割れる時代、タッチ一つであまたの施しが得られる時代の幕開けに、人々は歓喜した。ばかりか、今尚その進化がやむ気配はない。

 世界はまさに、時代革新のただ中を走り抜けている。


 しかし、この時代の到来以前、AZ理論の黎明期に、嘆き、苦しみ、戦った人間たちがいたことを、どれほどの人々が知っているだろうか?

 隆盛の手前で、もがきながら未来の礎となったAZの犠牲者たち。〝ケース01〟から始まった彼らの戦いを、今こそ紐解こう。我々が享受する時代が、如何な犠牲の上に立っているのかを知るために。

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