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黒医者パラドックス

小説

黒医者パラドックス

永遠の猫

少女はナイフを掲げ罪を背負った。その先に、幸福があるのだと、信じて。

完結

112ページ

更新:2013/04/30

説明

西暦2XXX年。
人類はついに、魔法を手に入れた――――。

人類の夢でもある魔法。
科学の力を使い可能にされたそれは人類にとって甘美で、魅力的なものだった。
限りはあれど、不可能とされた現象を意のままに扱えるのだから。

普及した魔法は医療にまで及び、魔法を使わない元来からいた白医者と、魔法を使い治癒する黒医者の二者が存在するようになった。

あり得ない力を現実にする魔法は、人の体に、心に、欲望に、歪みを生んでいく。



『構わないさ。どうせ……私はーー偽善者として生きていくしか、ないんだからね』



膨れ上がったそれは、たった一人の力のない少女にさえ、容赦なく襲いかかった。



『わっ、私……マリーって言います。あ、あの!私のこと……かくまってくれませんか……?』



けれど、少女は出会う。
一欠片の希望に。

罪を犯しそれを受け入れ、すべてを諦めた一人の黒医者が、小さな少女の小さな願いを掬い上げる。
もう一度だけでも――歪みに立ち向かうため。



『いつでもそうやって自分が偽善者だからとか格好つけてないで、困ってる人を助けたいなら素直に助けたらいいじゃないですか!』



捨てていい命などないのだと。
諦めず足掻いた先に何があるのか。


願うことはただひとつ――――



『ありがとう、黒音さん……私今まで、そんな優しい暴力を受けた事がなかったよ』





2013年3月6日作成開始2013年4月30日完結

ネット同人サークルHappy e True 第1作目 『彼女が僕に恋をして!』
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代表兼プロット [イ|伊水|ミ]
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本文 永遠の猫
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イラスト兼表紙 なっちゅ
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デザイン兼概要 狐磨葵
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各担当者あとがき
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※敬称略



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