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東京都楽園区

小説

東京都楽園区

レモンティー

(10)

『東京都楽園区』にようこそおこし下さいました。

休載中

65ページ

更新:2015/08/27

説明


平凡な生活だった。

いや、平凡以下だったのかもしれない。

不幸な人生。

俺はずっと、そう思っていた。

あの招待状が来るでは……

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作品レビュー

童子
童子さん
【作品】東京都楽園区についてのレビュー

ネタバレ

依頼にありました甘口にてレビューさせて頂きます。

まず設定は興味深かったです。ただ、それ以外は正直微妙かと。

主人公が楽園区に行く際の動機付けは納得行きましたが、それ以外の行動は正直なところ読んでいて疑問を覚えます。

主人公の前に現れる登場人物達の言葉に疑いを抱くこと無く、ほいほいと釣られるように行動してゆく――そこには主体性も無く、まるで自分の考えを持たない人形のような存在だと感じました。
死体の転がる特殊な場所に居るのですから、もう少し警戒心や危機感を抱かないと作品の面白さに繋がるリアリティさが希薄となります。それは現実の世界を舞台とし、読者が主人公に己自身を投影させる事を難しくする事を意味しますので、このリアリティの無さはこの手の作品にとって致命的です。

別に難しい事ではありません。ごく一般的な人間が、死体を見てどう感じるのか、どの様な感情を抱くのか、突如現れた見ず知らずの人間にどう反応するのか、つい先程人殺しをした人間に何を思うのか。ただそれだけです。

それともう少し血生臭さが欲しいところですね。死臭や腐臭、血の匂い、それらの日常と対比となる非日常――いわゆる異常性をしっかりと書き表し、読者に『これが楽園区か』と思わせるような掴みが欲しいところでした。どうにもその手の描写が薄いために物足りなさを感じましたね。

ついでに会話文の中で、『蛇』について触れましたが、楽園区から脱走した蛇に会う、といった話で違和感が。脱走したその『蛇』はまだ楽園区に居るのでしょうか?その辺りの説明も無いため、どうにも話の流れに一貫性が見えず疑問を覚えます。

細かな点ではまだ気になる箇所がありますが、どうにも話の流れが行き当たりばったりな印象です。主人公の考えや主張も適度に入れて、合間合間に状況を整理させても良いとは思います。

それでは失礼しました。頑張ってくださいね。

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2013/08/06 08:27
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